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いつかこの家を出たいのが夢じゃなかったのか?
アオトは瞳で語りかける。人間がそばにいても、目のみえる範囲にお互いいればドールたちは瞳で語りあえるのだ。
うっ、、一応そのつもりだったけど、えみがやっぱり心配だ、、
矛盾してるね、
お前はこの泣いてる姿見てなんとも思わないのか?
別に。人間に感傷する必要はない。
お前は冷たいやつだな。
かりに、感傷したとして、ただ同情だけにしかすぎないだろ?お前にどうにかできるのか?
アオトは猫のように青い瞳を光らせる。
ソラトは言葉を返せれなかった。
えみが布団からでて、涙をふき、ソラトの手を握った。
アオトは、人形と手をつないで虚しくないのか?と思っていた。
ソラトに服着せ替えなきゃ。プレゼントだよ。
えみはソラトに服の箱をおく。
ありがとう。
ソラトは心の中でそういった。
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