雲のように

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  雲のように離れていく 青空は、 どこでも好きな場所へ 行っていいと あなたは自由だから、 あなたの思う通りにと 優しい言葉 真っ白な心で考えた 私はどこへ漂えばいい? あの丘を越えて、 あの海を見下ろして あてのない旅 自由なはずなのに 風のささやきで、 気付いてしまった。 私は、もうどこかに 行きたいわけでは なかったと  
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