プロローグ

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 制服に着替えて、元気に家を出た。私は公立の高校に通っている。自転車で約30分くらいかかる。春の風は暖かくて気持ちよかった。それよりも自己紹介が遅れました。私の名前は、凛。クラスは私立文系の306。髪は最近切ったばかりで肩より少し長いくらいだ。性格は、明るいくけっこう冗談を言うとよく言われている。周りを盛り上げるのはけっこう好きなんだけど、本当は寂しがりや。自分の黒い部分は誰にも見せないようにしている。  学校に着き、教室に入った。そこには、あの子がいた。私は3人のグループで行動をよくしていた。 「おはよう、凛」と手を振って迎えてくれたのは、佳代。髪は長く、二つにくくっている。顔はけっこう可愛いほうだと思う。性格は、友達思いの優しい子だ。 「うん、佳代おはよう。あれ、志乃(しの)は?」 「まだ来ていないみたいだよ」と佳代はそっと答えた。  私が若干気になっているのはその志乃っていう子だ。見た目は普通の子で、髪は一つくくり。腰あたりまで伸ばしている。性格は、優しく癒し系ともいわれている。だけど、一部の人に対しては意地悪。あと、かなりのどエス。よくそのこに私もいじられている。早く来ないかなとそわそわしながら私は教室で待っていた。
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