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もうすぐ、クリスマスなのに。大好きな志乃と一緒にいれられるのに。なのに、なんでこんなに悲しいんだろ?切ないんだろ?私の過去はもう変わらない。私自身がそれを理解している。大切な人の側にいられても、『恋人』にはなれない。それでもよかった。貴方の笑顔を近くで見られるなら。貴方の涙はもう見たくない。見たいのは、『笑顔』だ。
「もう少しだけ寄り道してもいいよね?だって、高校生活も最後だから。神様は許してくれるかな?」暖かい涙が私の頬を伝って流れていく。どうか、流れ星のように私の願いを叶えてください。夢は叶わないからこそ、美しいのかもしれない。『希望』と『夢』は違う。似ていても違う。私はそう思っている。
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