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団子も貰って次の目的地に向かう。
「次は、和菓子ね」
和菓子か~どんなものなんだろ。
「和菓子~」
「食べて帰っても怒られないわよね~」
「食べて帰ろうぜ~」
「そうね~」
いろいろと怖いぞ。この人たち。
神社をあとにし目的地の和菓子屋に向かい三人で歩いていく。
ペリーさんはと言うと、卑弥呼様とお話しするので残るらしい。
目的地の和菓子屋は、神社からそう遠くはなかった。歩いて5分ほど。
俺はなぜか、外で待っているはめに。
和菓子屋は京都で言うと八ッ橋本店にそっくりで、入り口に店の名前が書いてある。『椿』と。
外の椅子に座って待っていること一時間、ようやく出てきてくれた。
「帰りましょうか~」
謝らず、織田城へと帰るのであった。
「二乃様~ただいま戻りました~」
ふわ~っとした声で呼んでいるねねさん。変わった?何があった?
「遅いぞ。信歌がまちくだびれたそうじゃ」
「遅い!買うのに何時間かかってんの」
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