第ニ戦 柴田 勝家

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「てか、ここどこ?」 「尾張の国の織田城です」 へぇ~てか、俺たち帰れるかな、これから会うお市さんは女かな などといろいろ考えてるうちに階段が見え上に上がる。 四階辺りのところに来て、1つの大きな部屋に入る 「市様、おられますか」 何分か経ったが返事がないということは居ない 「気になってたんだけどあんた何で時代を知ってるの?」 確かにそれは気になる 「わたくしの名は粉莉 篷。わたくしも同じ時代から来た者だからです」 「「えぇ~」」 「うるさいのぅ。何事じゃ。」 布のカーテンのような物の奥からあくびをしながら女の人が出てきた。 「市様の姉、二乃様にございます」 市様に姉なんかいたか?横を見ると考え込む緋未湖が見えた。
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