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「てか、ここどこ?」
「尾張の国の織田城です」
へぇ~てか、俺たち帰れるかな、これから会うお市さんは女かな
などといろいろ考えてるうちに階段が見え上に上がる。
四階辺りのところに来て、1つの大きな部屋に入る
「市様、おられますか」
何分か経ったが返事がないということは居ない
「気になってたんだけどあんた何で時代を知ってるの?」
確かにそれは気になる
「わたくしの名は粉莉 篷。わたくしも同じ時代から来た者だからです」
「「えぇ~」」
「うるさいのぅ。何事じゃ。」
布のカーテンのような物の奥からあくびをしながら女の人が出てきた。
「市様の姉、二乃様にございます」
市様に姉なんかいたか?横を見ると考え込む緋未湖が見えた。
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