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君が好きって伝えたくて
面と向かっては照れ臭くって
ノートの切れ端につづる
四つ折りににして渡す
口に出して言いたくて
気恥ずかしくってはぐらかす
一度出してしまったものはなかったことにできないのに
何もなかったふりしても無意味なのに
好きだってことを隠したくて嫌いなフリをする
何故かそれは上手くいく
だから好きが伝わらない
伝えたくないわけじゃなかったのに
嫌いなはずないのに
好きになってもらわなくてもいい
嫌いになってもらえればいい
心のどっかに残りたくて
でも、やっぱり好き
ばかだなあ
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