剣の世界

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「ところでカリン、さっき3人注目してるって言ってたよね?あと1人は?」 フレッジはカリンに聞いた。 残りの受験者はあと1人しかいない。カリンが言い忘れていなかったら最後のがそれになる。」 「あぁ、最後の1人だよ。『レム・ハルジオン』という名なんだが…。まぁ見てたらわかると思う。」 カリンはフィールドのほうを見たのでフレッジもそれにならってフィールドのほうを見た。 「…ふッ!!」 レムはすさまじい速さで剣を振った。 「速い!!」 思わずフレッジの声があがる。 さらにレムの型は続く。 「4連撃技『スクウェアエッジ』、10連撃技『クロスガイザー』、そして強2連撃技の『イクスフォーメーション』か。 キレといい、完成度といい、1年生クラスよりはるか上だな…。」 カリンは驚いた様子で言った。 どうやら驚いたのはカリンだけではなく、会場の全員が驚いていて会場が静かになっていた。 「…さすがはカリンが注目している子たちだね。いやぁ、今年の後輩たちは末恐ろしいね…。」 「…同感だな。」 2人はうなずきあってそしてカリンは評価をつけていた。 当然、文句なしのパーフェクトだった。 ーーーーーーーーーーーーーー
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