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「だからぁ、そんなのじゃあ私には届かないよぉ？」
「さっきもいっただろ。考えるより行動するタイプだって。『ランスソード!!』」
仁は大剣をレムに突き刺すように突き出した。
「やっぱり大剣は刃が広くてよけられないなぁ…。」
レムは剣を横にして仁の大剣を受け止めた。
「…これはちょっと厳しいかなぁ。」
レムは大剣を受け止めると、やや後方に押された。
「隙ありだ!!」
「仁～、私にはカウンター技があるんだよぉ？」
「違うな!!私たち、だ!!」
「「『パリィアウト!!』」」
２人が同時に叫んだ。
そして剣は交わる。
剣はお互いはじかれないでつば競り合いの状態になった。
「力勝負なら負けない!!」
仁はそういうとやや仁の剣が押し始めた。
「…これじゃあジリ貧だねぇ。」
レムはつば競り合いをやめて体をひねって攻撃をよけると距離をとった。
「くそッ…、これでも入らないか…。」
仁は舌打ちをした。
「おしかったねぇ。もうそこしだったのにね～。」
「おしいと思ってるんなら一発くらい当たってくれよ。」
「えぇ～？だって斬られると痛いよぉ～。」
「ま、そりゃそうだな。」
仁はまた剣を構えた。
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