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「これでもとに戻ったんだな。」
「少ししか一緒にいなかったのになんだか昔から一緒にいたみたいだね。」
「あ、エリルも思ってたのか。」
「まぁね。考えることは同じなんだね。」
そういって2人で笑いあった。
「俺たち、合格しているかな…。」
「絶対大丈夫…とは言えないけど、多分、大丈夫じゃないかな?今回の受験者の中では一番だったと思うし。」
「多分、か。普段のエリルはあんまり言わないよな。」
「こればっかりは祈るしかないからね。」
「そうだよな…。」
仁は上を見上げたがすぐに前を向き直した。
「ま、エリルもレムも言ってるんだし、大丈夫だろ!!」
「だといいね。」
そうしているうちに2人は宿についてその日は泊まって次の日、東大陸に帰っていった。
そしてその数日後には合格通知が来て2人の入学が決まった。
当然、レムのところにも来ていたようで合格通知が来た数日後にレムからメッセージが来て入学式の日にみんなで正門のところに集合することが決まった。
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