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「ちょっとからかっただけなんだけどなー。」
「エリルちゃん、そこは気にしたらダメだよ~?いじめるときは楽しまなくちゃ~。」
「う~ん、いじめてるわけじゃないんだけどな…。ま、いいか。それよりレム。春風はどうするの?
頭に乗ってるけど学校に連れてくのはまずくない?」
エリルはレムの頭に乗っている猫、春風を撫でながら言った。
「あぁ…考えてなかったぁ…。どうしようかなぁ?」
「やっぱり…。どうにかしないとね。」
「う~ん、しょうがないからぁ、今日は学校の敷地内にいてもらうか~。
春風~、後で戻ってきてね~。」
レムは頭から春風をおろすと春風はゆっくりと歩いて行った。
「これでよし~。エリルちゃん、放課後に言ってね~。私忘れちゃうから~。」
「飼い猫を忘れないでよ…。あ、そうだ。もういっこいいかな?」
エリルは思い出したように言った。
「ちゃんは付けなくていいよ。仁も名前で呼んでるんだから大丈夫でしょ?」
「あぁ~そのことかぁ~。」
レムは笑って言った。
「わかったよ~、エリル。さ~、早く仁に追いつこうね~。」
「ふふっ、もちろん!!」
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