幸せな自分

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「大丈夫だよ!  私、なぁんも辛くないっ」 私はニコッと笑いかけた。 「本当か?」 憂夜の心配そうな顔が私の視界に映る。 ねぇ憂夜…? 憂夜はそれで幸せなの? こんな心配ばっか掛ける私をこんなに愛せる理由は…何? 私はこの真っ白な天井が嫌いだった。 ――――――― ――キーンコーン~♪ 私は、極々普通のJK! 第1志望の高校に合格…するわけもなく…都内にある私立高校、銀桜学院高等学校に通っている。 それでも高校生活は凄く充実していた。 私立なだけあって設備は良いし制服は、紺ブレにスカートは赤のチェックで、それと同じ模様のリボン、そして黒の靴下、茶のローファーという風に、物凄く可愛いし。 「…のか…ほのか!!」 「え!?」 ハッとした。 「なぁにボーッとしてんの?」 「いやー…アハハハハ…」 .
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