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そんなわけでライタは
死のジャングルについて
知り尽くしていた。
しかし、死神がそんなことを
知る訳がない。
結局、死神はライタを探しに
死のジャングルに
入っていくのだった。
《おーい、國川ライタ!!》
「…タ…とか…？」
《ん？声がしたような？》
「ラ…タさ…の…とか？」
《はぁ？どこから聞こえて
るんだ？》
「ライタ様のことか？」
《うわぁぁ!!
急に後ろから現れるとは誰だ!?》
「私、ライタ様の信者で
ございます」
《おい、ライタ様っていうのは
まさか…》
「超能力者國川ライタ様の
ことです。」
《嗚呼、頭が痛い…
あいつは何者なんだ…》
「ライタ様は…」
《言わなくていい。
アイツの場所を教えてくれ》
「ライタ様ならそこで
眠っていらっしゃいます」
信者の指差す先には毛布を
かぶって眠るライタの姿があった
《それを早く言わんか!!》
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