人助けします

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死神はあっさりとライタと 合流し、ボスの元へ 向かうのだった。 《それよりお前は何者なんだ?》 「俺様は超能力…」 《そういうことでなく… なぜ死界の住人がお前のことを 崇めているのだ?》 「俺様のカリスマ性?」 ライタは八重歯をキラリと 輝かせながら死神に告げる。 一方の死神は汚物でも 眺めるような目で ライタをみながら、 少し先にある塔を指差して 口を開いた。 《おめでとう、おめでとう。 ほら阿呆なこと言ってる場合じゃないぞ。 あそこに見える塔にボスが いるんだからな。 気を引き締めとけ。》 「了解だ」
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