第に段 夏眠

7/12
前へ
/152ページ
次へ
タイトル『尻』 (2013/07/26)  こんばんは。はい、相も変わらずちょっきです。すっかり夏らしく暑くなってきましたが、皆様は如何お過ごしでしょうか。  かつての私は夏といえば、御所に赴きズボン一丁、昼寝をしたりしなかったりして夏男と呼ばれたり呼ばれなかったりしてきたんですが、今では陽射しに弱くなってしまい、着実に吸血鬼化していますね。  ねえわ! と突っ込む方もおられるかも知れませんが、実はこれが本当の話で、ここ一二年、夏に日焼けする程度に日光を浴びると、手の甲に蕁麻疹が出るようになりました。  確かに言われてみれば、最近は十字架を見ると気分が萎えるようになりましたし、ニンニクが臭くて堪らない上に、女性を見たらやたらと首に噛みつきたくなりますし、これはいよいよ覚醒の刻が近付いているのかも知れません。  ん、でも待てよ。よく考えたらこれってただの、身体と胃腸が弱くて食欲が減退した敬虔な変態仏教徒の可能性も否めませんよね。  ね……か。  悲しくなるようなオチが付きそうなんで、一見すると関係無さそうなことを書いて、別のオチに転換をしてみようかと思います。  全ての皆さんが御存知かは分かりませんが、私は京都の育ち。ちなみに京都弁と関西弁の大きな違いは、最後を「し」で終わらせるかにあったりします。  す……って、またか。  関西弁だと続きを話すようなことでも、京都人はとにかく「し」で話を終わらせる。「ルクセンブルクに行ってきたし」とか、「まだご飯食べてへんし」とか、他県の方にはかなり気持ちの悪い話の切り方らしいので、ここでは一応気を付けるようにしてるし。  「し」の話になったし、そろそろ無理矢理オチをつけるし。  しりとりって、意外に一人でも楽しめるし。知ってましたか?  かかかかかかかか。  勝手な暇潰しにお付き合い下さって、有難う御座いました。
/152ページ

最初のコメントを投稿しよう!

109人が本棚に入れています
本棚に追加