夏休み前の転校

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チラッと下から見上げると顔を右手で押さえながら唸っていた。 「う゛~…あ゛~…」 しばらくは動かなさそうだし勝手に空いてる席に座った。 窓際の端の一番後ろ。 バン!!!! 「長谷Τオハヨ~!!」 「俺の一発ギャグ… おはようさん太陽さん!!これよくねぇーか!!」 「寒っ…」 何ともユニークな男達が入ってきたな…。 しかもあの金髪の男が言ってた、おはようさん太陽さんはいくらなんでも寒すぎる…。 長谷川は挨拶やドアの音にビックリしたらしく意識が戻ってきた。 「あっれ~あんなところにメガネ美少年がいるー!」 「いやいや俺はあんな地味なメガネを美少年とは認めねー!!」 「……」
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