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「えっとぉ、アタシは本条弓子(ホンジョウユミコ)
彼氏が欲しくて―、合コン来たの―
彼氏募集中ね―」
「弓子―!!」
康彦と謹輔が叫ぶ
このノリに着いていける気がしない……
若干引いた
次は弓子に良く似た女子が起立した
「次アタシ―
アタシは本条鶴子ー
弓子の双子の妹でー、アタシの方が可愛いよー
よろしくねー♪」
そうだったのか……
すると
「アタシだって可愛いし!!」
弓子が立ち上がる
お前ら同じ顔だろ……
そう思ったけれど、そう思った気持ちは胸の中にしまっておいた
「はーい!次ネネー!
ネネはー、大倉音々(オオクラネネ)って言うのー」
「ネネは天然なんだよねー!!」
弓子が叫ぶとネネは恥ずかしそうに俯く
「門真クルミ(カドマクルミ)でーす!
動物が大好きです!よろしくね!!」
元気そうな印象を持った
「か、可愛い……」
潤が呟く
どうやら潤はクルミに一目惚れしたようだ
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