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「でも美佳?お前一口も飲んで無いんやろ?」
「見た目が嫌なら味も嫌に決まってるもん!」
駄々をこねても可愛い……
「とりあえず口に入れろ―!」
いわゆる『あーん』の形だ
「……美味い!
見た目が悪いのに!!味は全然いけるやんか!!
なんでそれを先に言わんのよ―!」
俺に笑いながらベシベシとチョップをかます美佳
痛いけど可愛いから許しちゃうんだよね―♪なんやかんやで喫茶店を出た俺たち
あのあと美佳が色んな見た目が悪い(美佳曰わく)物を頼んで、
美味しい、美味しいと言いながら全メニューを制覇した
ちなみに俺たちの通っていた高校では、
美佳は××高校のギャル●根として知られていた
俺はギャル●根以上だとも思っている
そのあとショッピングモールでウィンドウショッピングをして過ごした
時間はもう8時前
美佳といると短く感じるなぁ……
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