悪夢#砕けた剣

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その時、背後から複数の足音と自分を呼ぶ声に気がつき、そちらを向いた 「ガルウィン隊長!申し訳ありません!!自分の勝手な判断で駆けつけるのが遅くなりました!!」 そういって現れたのは後方にいた副隊長だった。その後ろには二十数名の部下が列をなしてついてきていた。 二十……、ちょうど話していた数を少し上回る数だ。 「この数なら…」 「あぁ、いけそうだな」 「副隊長、来て早々で悪いが馬車を引いていた馬を三十ほど集めてほしい。反撃を仕掛ける」 「はっ!了解しました!!」
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