特殊部隊としての存在
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天童 勝十(てんどう かつと)は体格の大きいスキンヘッドに近い大男。 黒田と同じ歳で、頼りがいのある熱血漢である。 黒田を慕い、共に國軍から離反を共にした。 真っ黒な夜の暗闇に、颯爽と聳え立つバカでかい要塞のようなビルが最近ひとつ建った。 防音防災屈指のビルで、やたらと頑丈に警備が物々しい。 それこそ正に軍が國を守るそれに等しい。 否―。 それ以上である。
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