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その日の朝もいつも通りだった。
本来なら高校2年生のはずの私「雪乃」。
今はただこの無人の家でひたすら自宅警備員という任務を仰せつかっている
決してニートではない、自宅警備員だ。
そんな事をどれだけ主張しても周りから見てみればただのニート、自分でも嫌と言うほどわかっちゃいるが認めたくないのが事実。
高校入学してから半年もたたずに中退し、自宅から高校まで遠いので親の仕送りで一人暮らしの生活をしていたのだが、中退した事を告げると、仕送りはそのままにしてやるから帰ってくるなと仰せつかったので現在にいたる。
自分でも嫌というくらいに最低な糞人間だという事はわかっているが、なかなか働く勇気が持てない。
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