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「ご、後人、待たれよ!!私は別に警察に通報とかしないから、後、食べ物は好きなだけ食べていいから殺さないで」
ゆっくりと後ずさりながら叫ぶが親父は無言のまま、コチラが後退すれば前進してくる。
もうだめだ…
手にしていた布団叩きで殴り倒すという選択があったのに、私の頭はそれすらも思いつかず後退も辞めて固まってしまった。
もう、嫌だ。
それしか思えなかった。
すると親父はナイフを持っていた腕をあげ「ぎぃふぎぁぁぁぁぁああああ!!!」となんとも叫び辛いであろう雄叫びを上げながらこちらへ突進してきた。
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