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「黒田さん、確認OKです。」女性が黒田に合図を送ると
「それじゃ遼平君、ゲームを開始するよ。」
黒田の合図でゲームが起動し始めた。大きなディスプレイにゲームの画面が表示される。
―キュイィィーン―
甲高い機械音が響きディスプレイが白く輝きだした。
―まっ、眩しい ―
あまりの眩しさに遼平は思わず目を閉じた。
しばらくして機械音が消え、遼平はゆっくりと目を開いてみると黒田達の姿が一瞬の間に消えていた。
―えっ、黒田さんは?みんなどこに行ったんだ?―
遼平はわけが解らなかった。
―黒田さん達どこに行ったんだ?俺が眩しさで目をつぶってる間にみんないなくなったのか?―
気が付くとさっき付けられた器具もなくなっていた。
―どうなってるんだ??―
遼平はとりあえず部屋の外に出てみることにした。
―もしかしたら外にいるかも知れない。―
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