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遼平は黒田の言った話を信じられない思いで聞きながら頭の中で必死に整理していた。
―ここがゲームの中の世界??信じられないけど、確かにそれなら突然誰もいなくなったことに納得がいく。じゃあ俺は研究室の椅子に座ったままってことか?―
と遼平が考えていると黒田が更に話かけてきた。
「先に説明しなかったのは遼平君の先入観がない反応もモニターさせてもらいたかったから。いろいろデータを取る必要があるからね。
長々と説明をしてしまったけど、ゲームはもう始まっている。開始前に説明したクリア条件を目指して頑張ってほしい。
あと、遼平君以外にもモニターとして参加してくれているプレイヤーもいるから協力してクリアを目指すといい。では健闘を祈ってるよ。」
黒田がそこまで言うとパソコンの画面が消え暗くなった。
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