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― 翌日 ―
兄の先輩の会社を訪ねた遼平はまず受付に行き、先輩に取り次いでもらうことにした。
―数分後、受付の前で待っていると、遼平のもとにメガネをかけた真面目そうな男性が近づいてきた。
「『神谷 遼平』君?」と名前を呼ばれたので遼平は
「はい、そうです。『黒田』さんですか?」
メガネの男性は
「黒田です。初めまして。 今日はモニターを引き受けてくれてありがとう。お兄さんのほうから話は聞いてるよ。」と爽やかに挨拶をすると
「じゃあ早速だけど、研究室のほうに行こうか?詳しく説明もしたいし…」
そういうと黒田は遼平を研究室と呼ばれる部屋まで案内した。
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