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―黒田に招かれ研究室に入るとそこには大きなディスプレイと数台のパソコン、それに見知らぬ装置が置かれ、数人の男女が何やら作業をしていた。
「そこに座って。今から遼平君にやってもらうことについての説明をするから。」
黒田がそう言うと部屋の隅に置かれたテーブルと椅子のほうへ遼平を促し、いくつか書類を持ってきた。
「これは読んでもらえばわかるけど雇用契約書。モニターをやってもらう人に書いてもらうことになてるから。」
そう言うと契約書とペンを遼平に渡した。遼平は一通り目を通して書類にサインした。
「ありがとう。それじゃ遼平君には早速ゲームを体験して貰おうと思うんだけど、やってもらう前に覚えておいてほしいことがあるんだ。」そういうと黒田は真剣な顔つきで
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