⊿はじまりの朝⊿

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母「翔?こんなゆっくりしてていいの?」 今まで話を振ってきてたのは母さんなのに… あっ!でもほんとにヤバいかも! 翔「ヤバいっ!着替えてくる!!」 急いで階段を上り、部屋の扉を開ける ベッドの横にハンガーで掛けられているスーツ 今日のために、買ってもらった真新しいスーツに身を包むと すごくテンションが上がった 部屋にある全身鏡の前に立つ 翔「……俺、結構いけてんじゃん。ボソッ」 母「なかなかサマになってるじゃない。」 俺が自分に見惚れているといきなり母さんが部屋に入って来た そして俺の前までくると、手にもっていた赤のオシャレなネクタイをしめてくれた 母「似合ってる。さぁ髪も直してきなさい。」 そうだ。 まだ髪型をセットしてなかったな… 翔「…ありがとう。母さん」 母「ふふふ♪」 嬉しそうに階段を下りていく母さんの後ろを追った  
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