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翔「行ってきまーす」
玄関に立っている母に告げると
軽くセットした髪が少し風になびいた
母「頑張ってらっしゃい。」
母さんの言葉に頷くと、中身が殆どはいっていないリュックを背負い
駅に向かって歩きだした
駅に着くと見慣れた後姿を見つけた
翔「おはよ。領くん」
領「おっ?あっ翔太くんかぁ~」
おはよう。とふにぁと笑う領くん
翔「今日から大学生だね。」
領「早いよね~」
なんて言いながら二人で笑った
領くんは同じ高校のクラスメートでいつも一緒にいた親友
たまたま受けた大学が一緒になって
運命だね~。なんて言って喜んだんだ
だから大学を一緒に行こうって約束してあった
領「翔太くん。かっこいいね」
翔「ありがとう^^」
そういう領くんもかっこいい。
黒のスーツに身を包み青のネクタイを締めて髪型もビシッと決めている
翔「領くんも似合ってる」
領くんは恥ずかしそうに、はにかんで、行こう。電車来ちゃうよ。と言った
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