⊿はじまりの朝⊿

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電車の中は、朝早いからなのか空いていて二人とも座ることができた 領「よかったね~。翔太くん」 座れて嬉しそうな領くん なんだか眠そう? まぁ立ってたら寝れないからね ゴトンゴトン 電車がいい感じに揺れている 隣の領くんはすでにもう寝ていた 俺もなんだか眠くなってきた あと1時間かぁ~ 大丈夫かな そんなことを思いながら意識が薄れていったー んぅ? あれ俺寝てたんだ… ふと窓を見ると、知らない所だった おまけに 隣で寝ている領くん以外はだれもいない ヤバい!寝過ごした?! 焦ってキョロキョロしていると奥に人が座っていた その人と目が合うと俺達の方へ近づいてきて 俺の目の前に座った 目の前の人を見ると見慣れない民族衣装みたいのを着ている それにずっと俺達をじーっと見ている
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