YEARNING

18/40
前へ
/40ページ
次へ
「─おはよー涼!」 .... .... 「ねー、涼?」 嘘.... .... 「涼ってば!」 「.... .... えっ.... ?」 「ヘッドホン首に掛けたままでボーッとして.... だいじょーぶ?」 素香ちゃん.... 「.... ん、ごめんね、.... 何?」 「何って.... 呼んでも返事が無いから.... それより、今日御願いが有るんだけど.... 」 「.... .... ...お願い? 」 授業中。 何時もは集中出来るのに.... 三浦は窓の外をみていた。 ───今朝。 電車で見かけた彼女は、 男と話してた。 ただ、それだけなのに.... 「────ハァ.... 。」 彼氏.... かな。 肩を抱いてたし.... そーだよね.... カワイーもん。 .... ヤバイ.... けっこーショックだ。 「きつ.... .... 。」 失恋.... .... かなぁ....
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加