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「おっ待ちー?」
ホームルームが終わるなり駆け寄る阿須賀....
「──まってねぇ。」
を、突き飛ばす木場....
「──わーお、元気だなー。」
を見て只笑うだけの岸川。
「有難う奏ちゃん、でも、悲しいことに今日は俺バイトで一緒にかえれないのよー?」
「気にかけなくて結構。.... ついでに報告も要らない。」
泣き真似しても可愛くねーよ。
「──俺も、彼女とデートだからさ、先いくわ。じゃ、変なやつにひっかかんなよー?」
「っ、!そーだよ!奏!襲われないようにね!!」
「──────るせぇ!襲われねーよ!大体、見てわかんねーのか?!どう見ても制服男物だろ!」
「「────(コスプレにしか見えない).... .... .... 。」」
命が惜しいのか黙り混む。
「───ハァ、余計な心配は要らねー、.... .... さっさと行くとこにいきやがれ!」
阿須賀はしつけーし、
岸川はふざけるし.... ....
「─てめぇ、何見てんだよ!」
「うわぁ、ごめんなさい!」
近くでジロジロ見ている奴等を睨む。
ホント、
かっこよく生まれたかったっつーの。
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