28人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日…
金太郎は森に訪れていました。
「…よく来たな。」
熊が真ん中を仕切って待ち構えていました。
「……で、その相手とは、どいつの事だ?」
「…まぁ、慌てんな。
俺の後ろにいる…こいつだ。」
熊の背後にいたのは金太郎より圧倒的に小さいウサギでした。
「おい熊。バカにしてんのか?」
「…言っておくが、お前の得意な相撲でやるとは言ってないぞ。
……じゃんけんだ。」
「な…っ。
てめぇ、どういうつもりだ!?」
最初のコメントを投稿しよう!