*9月9日*

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わたしの背中をポンポンと叩きながらカネ先輩が言った。 「いや、俺のってなんだよ!」 「え?だって、俺のじゃん 俺らそーゆー関係だろ?」 「お前、ふざけんなよ!まじで!(笑)」 「先輩たちそんな関係だったんですかぁ?」 立ち直った華が会話に入る。 「ちがうし!ばかじゃねーの」 「照れんなって こいつ、シャイだからさ思ったことと反対のこと言うんだよ」 カネ先輩は、いつもこんな感じでムードメーカーみたいな存在。 「お前に好かれても嬉しくねーわ!」 「嬉しいのに反対のこと言うから今嬉しいんだよ。」 「きゃあー、うっちー先輩ツンデレですかぁ?」 「先輩、素直になりましょーよ」 わたしも立ち直って参加する(笑) 「あーも、お前らめんどくせー!」 うっちー先輩が頭を乱暴にかいた。 「ぢゃあ、店番も終わったし何か食べにいきません?」 ルカの提案で、食物バザーの方に行った。 「俺らが出すから、いいよ」 と言って、うっちー先輩が奢ってくれた。 ルカは、昼からくる友達の分も買うからと言ってそこで一旦別れて4人で家庭科室でご飯を食べた。 うっちー先輩がラムネも奢ってくれてた(笑) 「先輩クッキー入りますかぁ?」 私たちは、家庭科クラブの友達に頼んで買ってきてもらったクッキーを一袋ずつ持っていたので、わたしかカネ先輩に、華がうっちー先輩にあげた。 「ありがとー じゃ、お礼にたこやき一個あげるー」 と華にうっちー先輩があげた 「流れ的に、俺あげないといけない感じ?」 「いいよ。 俺があげる。 食べていーよ」 と言ったので、二人ともうっちー先輩のたこやきを食べた。 「え?俺にもくれんの? ありがとー」 と言って、カネ先輩は自分のたこやき持ってるにも関わらずうっちー先輩のたこやきを食べた。 「こんのやろー」 うっちー先輩がカネ先輩のを取り返して、まさかのプラマイゼロ(笑)
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