18人が本棚に入れています
本棚に追加
「え?」
無理やり私に一気飲みをさせる。
さっき開けたばかりでまだ一口も飲んでいない。
炭酸がきつくて結構辛い。
「そこは口移ししろよ。」
セナの耳をぺろりと舐めて言った。
ひゃっ、と小さな声が聞こえる。
「だってビール嫌い。」
そう言うと私の口の中に舌をねじ込んだ。
「うえ、まっずい。」
んじゃするなと思いつつもまたセナは私にキスをする。
キスだけじゃもう飽きてきた私は腰に手を回した。
びくっと反応するのが一々可愛い。
こいつはきっと悪酔いしているんだ。
いや、それは私もかもしれない。
耳を舐め、そのまま首筋へ。
甘い声で鳴くセナが愛しくて愛しくて堪らなかった。
最初のコメントを投稿しよう!