始まり。

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「え?」 無理やり私に一気飲みをさせる。 さっき開けたばかりでまだ一口も飲んでいない。 炭酸がきつくて結構辛い。 「そこは口移ししろよ。」 セナの耳をぺろりと舐めて言った。 ひゃっ、と小さな声が聞こえる。 「だってビール嫌い。」 そう言うと私の口の中に舌をねじ込んだ。 「うえ、まっずい。」 んじゃするなと思いつつもまたセナは私にキスをする。 キスだけじゃもう飽きてきた私は腰に手を回した。 びくっと反応するのが一々可愛い。 こいつはきっと悪酔いしているんだ。 いや、それは私もかもしれない。 耳を舐め、そのまま首筋へ。 甘い声で鳴くセナが愛しくて愛しくて堪らなかった。
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