始まり。

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正直言うと高校三年生くらいから少しコイツを性的な目で見ていた気がする。 いや、見ていました。まぁ誰にもばれていないが。 高3の夏、セナに彼氏が出来て、初体験を済ませたとわずか一週間で報告したときは気が狂いそうだった。 そんな彼氏とは一ヶ月も経たない内に別れ、私は内心大喜びだった。 まあこの話しはまた。 とりあえずセナを抱きしめた。 息が上がっている。これは私もかもしれない。 「いいけど・・・?」 私の性格は曲がっているようだ。 自分の顔がニヤついているのがわかる。セナの心臓がすごく早くなった。 さっきから口が半開きだ。 私は本気でセナを抱くつもりはない。 女同士の友人から一線を越える気はない。 からかうつもりで少し付き合ってやろう。
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