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「ゴメン、千鶴」 何度めのゴメンだろう そう言って優輝は わたしの前からいなくなった 大好きなお店の窓際の特等席で、 大好きなオムライスを食べて、 大好きなカフェオレの味を楽しんだのに、 大好きな優輝はいなくなった。 今までの大好きなモノは すべて 大嫌いなモノになった。 .
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