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「優輝!ゴメン、待った?」
「そうでもないよ」
駆け寄るわたしに微笑みながら、
優輝は答える。
今日は仕事あがりにデートのはずが、
会議が延び、わたしが遅刻…
それでも待っていてくれた彼には、
毎度感謝しっぱなし。
「今日はドコに行くの?」
「千鶴の好きな店、予約したんだ」
「本当に?!
あそこ夜景もキレイだし、料理もおいしいし
イイお店だよね」
「そうだね」
口数は少ない優輝だが、
優しい口調と雰囲気がわたしは好きだ。
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