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「行こうか?」 ふと、優輝の声が聞こえ我に返る。 いけない、いけない。 レストランを想像して、 ボーッとしてしまった…。 「うん」 優輝の半歩後ろを歩く。 いつからだろう、 手を繋がなくなったのは‥‥ ふと考えてはみたが 所詮意味のないことで、 繋がなくなった理由を聞けないわたし。 弱いな、なんて思ったりする だって、彼の後ろを歩けない方が わたしには嫌だから。 .
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