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-朝のこない
夜が訪れたら-
髪の毛をなでる
柔らかな寝顔
扉は待ってくれずに
ぼくを連れ去って
きみは、ひとり
ねぇ
永遠も
神様も信じないけど
もしも
どちらもあるのなら
きみをひとりにさせないで
その
柔らかな寝顔を
ゆるやかな眠りを
妨げるやつが
でてこないように
このままで、いられるように
そっと
守らせてほしいのです
願っても
朝のこない
夜はなくて
きみは
目を覚ましてしまうけど
どうか
この眠りを
いつか訪れる
夜の続くの日まで。
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