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総司「やっと見付けた…リカ」
リリカ「遅いよ…」
総司「俺は23年待ったよ」
リリカ「私、待てなくてもう結婚しちゃったよ」
総司「えっ!」
リリカ「嘘に決まってるじゃん!馬鹿!遅いよ!馬鹿」
総司「馬鹿って言い過ぎだよ(笑)やっぱり夢じゃ無かったんだね」
総司の話を聞くと、
物心着いた時から私の事や前世を覚えていた事。
でも肝心の居場所が分からなくて、私を探し続けていた事。
今日、ここに来れば逢える気がした事。
二人で暮らした家に着くと、欠かした事が無かったアイスを暮らし慣れたように出して食べながら、
色々話してくれた。
近藤さんも土方さんも皆も居るらしい
でも記憶があるのは総司だけ。仕事は探偵らしい。
皆らしいなって笑った。
総司は自分が病気なのかなって私の様に悩んだらしい。
だけど今日、
神社で私を見た瞬間、
やっぱり全部現実だったんだと嬉しくなったって話した。
リカ「現世でも逢えたんだね…」
総司「これ…」
汚れた指輪を見せてくれた。
総司「気付いた時には持ってたんだ。俺のは大分時を越えたからボロボロだね(笑)」
これからはずっとずっと一緒だよ――…。
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