最終章

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ママー!! 総司「パパの名前は呼ばないのー?」 リカ「栄太郎!パパの名前も呼んであげて(笑)」 栄太郎「総司はライバルだから、ふんっ!」 総司「総司って呼ぶな!パパでしょ?! それに ママはパパのだぞ! 残念でしたー! ふんっ!」 栄太郎「はぁ。総司はガキだよね~」 リカ「ほら! 二人ともやめなさい! 全く!本当そっくりなんだから。」 イヴの再会からすぐ結婚して子供が出来た。 私は仕事は辞めて、 今はデザイナーとモデルをしている。 子供は男の子で栄太郎と名付けた。 顔も栄太郎にそっくりで、憎まれ口もそっくり、 私達の子供に生まれ変わってくれたんだね。 栄太郎の首には、 あの日あげたネックレスが光っている あの月の夜 ひとりぼっちで泣いていた私に家族が出来た… あの不思議な体験は 月にいった家族達の贈り物だったかもしれない… ――――――― リリカ「帰りにジジの餌買って帰ろうね。」 総、栄「「うんっ!!」」 三人で手を繋いで 歩く。
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