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帰り道、窓から
神社が見えた。
タクシーを止め、
そこで降りる。
たまには浄化しようかなって軽い気持ちで
自慢の巻髪に
歳不相応のマダムみたいなブランドバッグ
毛皮のコートと
その場で嵌めてあげたダイヤの指輪、
そして何時なのか分かりづらいダイヤの時計を嵌めて、
今日貰ったショップ袋を肩にかけ神社へツカツカ歩きだした。
神社って何か落ち着くんだよね。
お墓とかも。
携帯を開いて
唯一の友達に電話した。
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