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「う、うぅ~ん……!」
アルは、うなされていた。
秀麗な顔はひどくゆがみ、今の状況の過酷さを物語っている。
差し込む優しい日差しさえも、彼の表情を笑顔に変えることはできなかった。
「あああああああああもう! いい加減にしろーっ!」
不意に叫びをあげたアルに、両脇の少女達は平然と答えた。
「あらぁ、いつものことじゃない。アールっ」
「勘違いしないでよね! 私はシェリスがアルに変なことしたら大変だからここで寝てるだけなんだからね!」
二人の少女は、まるで抱き枕のようにアルにしがみつき、その胸をアルの頬に押し当てている。
誰もが興奮するシェリスの巨乳と、誰もが同情するリースの貧乳。
そんなおっぱい挟み撃ちから始まる刺激的な朝も、彼ら三人にとっては日常的なものとなっていた。
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