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さて、この後姫は王の努力に関わらず糸紡ぎ機で指を突いて眠りに落ちてしまう。
誰が姫を眠らせたのだろうか。
三人の人物が挙げられるだろう。
まず一人目、呪いをかけた本人である13人目の魔法使い。
そもそも、13人目の魔法使いを呼ばず怒らせた王も原因である。
さて、もう一人が問題である。
死の呪いを眠りに書き換えた12人目の魔法使い、行動に疑問が残る。
「前の呪いは無しに。」
と言えば済んだはずだ。
呪いが強力で書き換えるのが限界だったとしてもその場には沢山の魔法使いがいたのである。
命がかかっているのに魔法を一つづつと言っている場合でもないだろう。
「皆の力で呪いをとこう!」
と言う事もできる。
こう考えるのはどうだろう。
魔法使い達と王の関係は元々良くなかった。
その原因を類推するなら、宗教問題だ。
そもそも、魔法使いは過不足なく13人の集団である。
14人、15人が正しい人数ならば怒り狂った魔法使いが1人しか来ないのは不自然だ。
我々は呼ばれなかったっと3人ががっかりしながら別で飲んでる方がまだ自然だ。
しかし、王は13は縁起の悪い数字としていた。
それなのに魔法使い達はなぜ13人の集団であったか?
可能性が最も高いのは、王と魔法使いの信仰する宗教が違う。と言う事だろう。
そう考えるとこのパーティー自体が政治的役割を担っているとも考えられる。
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