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シャノンは自室に戻っていた。
「ハァ…」
ため息を吐き、ベッドに寝そべる。
・・・・・・・・もし大尉達が、俺が海軍に入ったこと聞いたらどんな顔すんのかな…
やっぱ驚くだろうな…・
アーチャの奴は笑い飛ばしそうだが
・・・・・・・・・懐かしいな
シャノンは過去のことを思い出していた。
笑い声に喧嘩、それを宥める声。そして皆の母親のような存在。
シャノンにとっては第2の家族といっていいだろう。
だかそれは二度と会うことも見ることも聞くことも出来ない。
「・・・・・・・・・・・」
シャノンは写真を取りだし眺めていた。
第2の家族と写っている笑顔の自分の写真を。
・・・・・俺は絶対に超国家主義派達を滅ぼす
絶対に…
「外に出るか・・・」
シャノンは外にでて、海を見ることにした。
「ライフルは・・・・・置いとくか。必要ないしな。一応これだけは持っとくか。」
M1911.45を腰のホルスターにしまい直し、自室を出る。
・・・・・少し海風に当たりたい
そう思いつつ、シャノンは基地の外に出て海の方へ向かった。
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