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捨てるほどのものも 持ってない。 ぎこちなく 生きてきただけ。 正しいことも そうじゃないことも よくわからないまま、 ひとりが楽だと ひとりになり、 ひとりは嫌だと 甘えてきた。 『一体どうしたいの』 問いかけては、沈黙。 心が空っぽだときづくのに たいして時間はかからなかった。
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