いちにちめ。

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教卓の上に散乱した教科書をかき集めて揃えながら、さらに深いため息を吐く。 そんなため息ばっか吐いてると、とたんにはげちゃうぞwww…主に俺のせいで。 三「もういい…わかった、お前が勉強をする気がないのがよーくわかった」 とかいってまた世話を焼いてくれるのが、ツンデレ教師ことみっちゃんである。しかし女の子のツンデレはうまいが、男のツンデレなんぞクソ以外の何物でもないんだがどうしようかwwwww 三「とりあえず、今日はもうこれでお終いだな。日が暮れてきたし…いくら男で椎名といえど、不審者に教われる可能性もあるから――」 椎「送ってくれんの?」 三「ああ。襲われて怪我でもされたら校長になんて言われるかわかったもんじゃないからな」 椎「………あっそww」 ねえそれってつまり叱られるのが嫌だって理由で送ってくれるわけだよね?w やだこの人先生らしからぬ先生だったんだーwwwwwww 三「さて…先に昇降口で待っていてくれ。俺は校長に仕事を押し付け――支度を済ませたら、昇降口んとこに車回すから」 黒いバッグを肩に引っ提げて、車のキーとおぼしき鍵を指でくるくると回しながら教室を出る三弥先生。 …いやあ、うん。まあどうとは言いませんけどもw仮にも生徒の前なんだから、少しは本音を隠した方がいいと俺は思うなwww そして教室にひとり残された俺も鞄に教科書を無造作に突っ込み、昇降口へと走った。 学校の階段とか廊下を走るのって、なんか気持ちいいよね。ね。 多分、普段は「走るんじゃねえぞごるぁ」とか体育教師によって規制されてるからだと思うんだが――…あ、そんなことどうでもいいですねwwwすみませんwwwwwwwww んで、2年の教室は三階だったんですぐさま昇降口に着く。 上履きをロッカーになおし、代わりにスニーカーを出して履きながら外に出た。 三「椎名、意外と遅かったな。なんかしてたのか?ww」 ちょっニヤニヤすんなwwwwwあんたが早いんだろwwwwwwwww  
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