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「起き上がる前に叩くぞ!」
一輝は久遠にそう言うと男の倒れてるところに走った
男は起き上がり様に腰に付けていた棍棒を掴むと一輝に目掛けて振り払った
一輝は剣で棍棒を受け流すとすぐ後ろに走って来ていた久遠に
「そのまま切れ!!」
久遠は一瞬驚いた顔をしたが一輝を信じて男に走りながら剣を振った
一輝は久遠の剣が振られる前に男の腹部を切りながら避けていた
久遠は一輝の戦闘能力に少し見とれてしまった
まだまだ隙は有るのだろうが自分よりも戦闘能力…いや戦闘のセンスが遥かに高い
久遠が少し見とれている間に一輝は男を倒していた
そのあとは町の自警団に渡した
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