始まりは

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「久遠だっけか? さっきの奴を自警団に渡したら金もらえたから半分ずつな」 一輝は久遠に金の入った袋を渡した 「いや…それは受け取れませんよ 助けてもったし、それは全部貴方が貰ってください」 久遠はせめてものお礼にそれをもらってほしかった しかし一輝は気まずそうな顔でお金を見ていた (……まてよ この人は報酬を半分ずつにしたがっている 受けとる代わりに仲間にしてって行ったら嫌がられるかな… ええぇい、もういいや) 久遠は一輝の顔を見ながら 「じゃ…じゃあ仲間にしてください それだったらそのお金受け取ります」 一輝はいきなり笑顔で喜んだ 「マジで!? 良かったぁ~~ これから一人は寂しいと思ってたんだよな じゃあよろしくな」 久遠もすんなり仲間にしてもらえて大喜びで頷いた
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