0人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
「不思議だよね」
どこからともなく声が聞こえます。
探すと、目の前のカラスが女の子に話しかけている様です
「理不尽だぜ。まっとうに生きようと思えば思うほど沈んでいくんだ。」
呆れたように言います。
「大人が押し付けた未来をいきてかなくちゃならねぇ。同じ人間に生まれただけで連帯保証人だ。こんな悪徳な高利貸しはねぇよ」
「お前よぉ」
カラスは女の子に言います
「それでも許せるか?」
女の子は拳を固めて言います。
「許すも何も」
「あぁそうかい」
カラスはまた呆れがおです。
「そんな浅ましいやつがみんな死ねとかよく抜かせたよなぁ」
最初のコメントを投稿しよう!